コンテントヘッダー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
コンテントヘッダー

2012/09/14 厚木市環境教育常任委員会 書き起こし

本日行われた厚木市の環境教育常任委員会を文字にしました。2万3千695文字あります・・・ でも、厚木市の修学旅行について、大勢さんに読んでほすぃ、そう思い、毎晩23時前に寝るワタクシが、この時間までパチパチとやってみました。眠いし疲れるし、へとへと・へろへろ状態なので、多々間違いがあるかと思いますが、この週末にゆっくり直しますので、「暫定文字起こし」と言うことで読んでくださいませ。

<9/15 14時半 追記>
見直そうと読んでいるのですが、遅寝早起きの成果がバッチリすぎて、途中で眠くなってしまいますので、やっぱり直せません。すみませんけどすみません。

***************


日程2 請願第一号 公立小学校の修学旅行先を議題といたします。本請願における紹介議員の出席はいかがいたしましょうか?

川口委員:
請願者の方のご意見をお伺いできるので、紹介議員については、特に必要ないと思います。

議長:
異議はありませんか? 異議なしとみとめそのように決定いたしました。それでは書記に本件を朗読させます。

書記:
朗読致します。請願第1号:公立小学校の修学旅行先についての請願 請願の項目 公立小学校の修学旅行場所を、厚木市よりも空間線量率の高い場所ではない地域への変更を求めます。以上です。

議長:
本件についての意見説明がありましたらお願いいたします。

学校教育課長:
請願第1号につきましてご説明いたします。今年度、市内小学校は23校中22校が日光方面へ、1校が岐阜・名古屋方面への修学旅行を計画いたしました。日光方面の修学旅行に対しましては、実施に先立ち、本年1月に教育委員会職員が日光市へ出向き、見学先の空間放射線量を測定すると共に、日光市や宿泊予定施設の現状などについて情報収集を行い各小学校に情報提供いたしました。また、5月に修学旅行を実施した小学校5校では当該校の校長等が3月に下見を行い、見学先や宿泊施設などの空間放射線量を測定し、現地の状況について情報収集を行って参りました。各小学校ではこれらの情報を元に修学旅行先及び見学コースについて検討し、本市の基準である0.19μSv/時以下の見学地に変更するなど安全の確保に努めました。また、実施にあたりましては下見の際に行った現地の空間放射線量の測定結果も含め、保護者あての通知を配布したり、保護者説明会を開催したりして、これまでの経緯や見学先の変更について説明したりするなど、保護者の理解の下、安心安全な修学旅行が実施できるように努めました。10月に日光方面の修学旅行を予定している17校につきましても8月下旬に下見を行い、現地の状況を確認すると共に、宿泊先や見学地で実際に空間放射線量を測定し、0.19μSv/時以下であることを基準に見学コースを決定することとなっております。また下見の際に行った現地の空間放射線量の測定結果なども含め、5月実施の5校と同様、保護者の皆さまに説明する機会を持ち、ご理解をいただいた上で安心安全な修学旅行が実施できるよう求めて参ります。修学旅行は教育課程に位置づけられた教育活動であり、その狙いや学習内容を踏まえ、教育的意義や安全面・健康面での児童生徒への負担、実施にかかる費用等十分検討し、各学校において総合的な判断の元計画されるものであります。保護者の皆さまのご意見も伺いながら実施の詳細については校長が決定するものであり、その旅行先はあらかじめ決められているものではなく、前年度の評価等を踏まえ、十分な検討をした上で決定していくものでございます。また日光方面への修学旅行は市の基準である0.19μSv/時を下回る場所を宿泊先・見学地として選定しているものでございます。教育委員会といたしましては今後も最新の情報収集に努め、引き続き各学校への必要な情報提供や指導助言を行って参ります。以上でございます。

議長:ここで暫時休憩いたします。

・・・この間に請願者が委員の方々に請願内容と趣旨について説明する時間となっていますが、これは録画されませんし、議事録にも残らないという噂です。この部分につきましては、「厚木市・愛川町・清川村の子供たちを放射のから守りたい~AAK」のサイトをご覧になるとよろしいかと存じます・・・

議長:再開いたします。意見質疑をお出し願います。

松前委員:
請願文の下から3行目あたりに日光市内7500世帯のうち2500世帯と言う言葉があるのですが、日光市の人口から考えて7500世帯と言うのは少ないように思えるのですが。

学校教育課長:
お尋ねの件でございますが、文章をそのまま読み解くとですね、日光市内7500世帯となっておりますけれど、実際の日光市の世帯数は約3万6400でございます。例えばこの数字に近いところで申し上げますと、除染対象という言葉がありますので、18歳以下の子供が居る世帯数が7622世帯と言うことで確認をさせていただいております。ちなみに、除染対象は先ほど申し上げました約3万6400世帯のうち国が定めております除染対象数値0.23μSv/時以上の世帯数と言うことになりますが、約9600世帯。18歳以下の子供が居る世帯数7622世帯のうち除染対象となっているところが約1600世帯、と言うことでございますので、市全体ですと除染対象は約26%、18歳未満の子供たちが居る世帯で言いますと、約20%がその対象世帯という風に認識をしております。以上です。

松前委員:
ありがとうございました。更に裏側に行きまして、法律関係が書いてあるんですが、特にあの裏側の真ん中に、法律により放射線管理区域の中に・・・ずーっと読んでいくと、電離放射性障害防止規則云々とこう書いてあるんですが、これはどういった法律か、もしご説明できればお願いします。

学校教育課長:
今ご指摘の規則でございますが、これも当方で調べさせていただいておりますが、この電離放射線障害防止規則というのは、労働安全衛生法及びその施行令に定められているところの規則でございます。ポイントといたしましては3ヶ月間で1.3ミリSvと言う放射線量を超える恐れのある区域について規制したものでございます。従いまして1泊2日の修学旅行には該当しないと認識しております。イメージとしては、もともと労働安全衛生法ですので、労働契約における使用者が、労働者に対してなすべき義務が掲げられている規則が書かれているということで、イメージといたしましては、例えば病院のレントゲン室でございますとか、そういった区域のようなイメージを持っています。以上です。

松前議員:
じゃ、子供たちのほうには該当する法律ではないということで、良く分かりました。ええと、全体通しまして、先ほどの課長からの説明の中にもございましたが、今年は22校の学校長が下見を実施しているということなので、だいたい日光の見学場所と言うのは華厳の滝とか、もちろん東照宮、戦場ヶ原へ行くとか、そのようなコースがあるわけですが、その下見のコースの部分と、やはり線量の高い区域と、もちろん分けられると思うんですが、そういったような見学コースについてはどうだったんでしょうか?

学校教育課長:
実はこの文章の中にもございますとおり、日光市は国が汚染状況重点調査地域と言うことで指定しております。これは放射性物質汚染対処特措法によって環境大臣が指定をすることになりますが、基準としては国が定めております0.23μSv/時以上の地域を1ヶ所でも含む市町村を、その市町村全域としてひとつの単位として指定をする、と言うことになっております。これもHP等で調べさせていただいていますが、日光市の各測定ポイントと、この10月に修学旅行を実施する見学コースを照らしたところ、見学コースにつきましては、すべて本市の0.19μSv/時を下回る場所に存在するということで確認ができております。

名切委員:
今のご説明についてお伺いしたいのですが、この法律ですね、電離放射性障害防止規則についての課長のイメージをお話いただきました。日本には事故が起こったときを想定した法律がない、そういう法律を作らなかったんですね。そういう法律があるとクリーンなエネルギーというイメージが損なわれるということでなかった。で、これは目安としての規則を採用しているというところが多いのですね。この労働者の安全を担保するというのが、労働者は危険手当をもらっておりますので、危険手当をもらった上で、またもちろん子供は入っていないということが条件でこの規則が作られているので、子供がその数値のところへ行くのが、この規則以下であるべき、暮らすところは以下であるべきというイメージを持つということは課長の中には無いのか、お伺いします。

学校教育課長:
そのことについてでございますが、あくまでもここを読ませていただくと、この法律が今回の修学旅行の実施に対して適応されるかどうか、と言うところの判断と言う風に解釈しておりますので、まずはこの規則については適応されないと考えています。例えば現地が日光方面が甚だ高い放射線の数値を示している等のデータがございましたら、また考えるところでありますけども、今現在ですね、繰り返しになりますが、小学校の見学コースについては本市の0.19μSv/時を下回っているということでございますので、特に問題とは捉えていません。

名切委員:
先ほど、日光市の小さな子供の居る7622世帯中1600世帯が除染対象というお話がありましたけれども、これは私有地であるので、除染を希望している世帯が1600世帯、つまり国のお金で除染してくださいよと希望しているのが1600世帯というのではないのでしょうか?

学校教育課長:
実はご指摘の通り、18歳より下の子供たちが居る世帯は、優先的に希望すれば除染作業をやっていただけるというのが、この指定の中にある規約でございますが、実際に18歳以下の子供が居る以外の除染対象世帯に希望を取ったところ、全部で1481世帯がこの4月までに希望したということでございます。整理しますと、実は18歳以下の子供が居る世帯の中でも除染を希望しなかった世帯もある、と言う読み方ができるということでございます。

名切委員:
ご答弁で線量の基準値以下だから安全だという話がありましたけれど、例えば今回泊まる旅館ありますね、皆さんが測っていらっしゃったのは空間線量です。実は日光市はホットスポットと言われるところを測ってHPで公開しています。その中で、ちょっと驚く数字があったんですけれど、日光体育館、ここは日光駅から徒歩3分のところです。日光体育館の線量が27.7μSv/時、これは除染をして0.53-0.29μSv/時になったというのが、去年の12月現在の話です。その後の記録と言うのが、HPで確認することができなかったんですが、去年の12月現在ではまだこれだけの汚染があったと。ここから今回泊まるホテルと言うのはだいたい歩いて15分なんですけれど、そういったところの空間線量ではなく、もしホットスポットというものがあったら、発見できていない、これは公共の施設なので日光市が自分で調べて27μSv/時が見つかったけれど、もしホットスポットがまったく無いということはないと思うんですけど、その辺のご見解をお伺いします。

学校教育課長:
基本的に日光市のデータ、それから3月・8月に校長会を中心に校長等が現地に赴いて下見をした際の測定値は、子供たちができるだけ歩く・集まるポイントを中心に測ってきてございます。従いまして、ホットスポットのところまでは、実は正直申し上げまして測っていませんが、子供たちが立ち入る移動するというところから、データを求めておりますので、修学旅行の実施に際しては大きな問題を感じるところではございません。

名切委員:
この秋の修学旅行なんですが、華厳の滝の空間線量を測っていらっしゃって、0.08が1m、5センチのところが0.10と言う風になっているんですが、私もこの間、実は華厳の滝に行って参りました。真ん中の子供たちが歩くところも測りましたけれども、「子供ココ上りそうだよね」と言うところがございまして、「子供ってこういう高いところ、上るんだよね」と言っていたら、子どもが目の前で上って歩いたんですね。その子供が歩いたところを測ってみようという風になって測ったら0.4μSv/時あったんですね。5台の線量計を並べて0.4なので、みんな口を押さえて高いねと言っていたら、そこに居た職員が、「ここは職員が測れば0.08なので大丈夫です」と仰ったので、「目の前にある5台の線量計は0.4を示しているんですけど、0.4ですよ?」と言ったら、「そうなんですけど、職員が測ると0.08なんですけどもね」と言っていらっしゃいました。子供がもちろん公衆トイレにも行きますし、道もまっすぐ歩きませんよと言っても、高いところに上りたがる、じゃぁね子供たちがちょっと自由に歩けないような、真ん中のアスファルトの除染をしているようなところを歩きなさいよと注意事項を出さなければならない状況なのかと華厳の滝に行って思ったんですけど、そういった修学旅行が健全な修学旅行という判断をされているのか、お伺いいたします。

学校教育課長:
ひとつにはですね、一般論として、線量計の種類によって出る数値に差があるということについては認識しております。測定器の性能ですとか、測定の仕方、測定のポイント・高さ、それぞれその状況によって微妙に違うということでございますので、いくつかのデータを下に判断をする必要があると思っています。また子供たちが例えば空間放射線量の問題以外のところでも、入ったら危ないところであるとか、小高いところであるとか、そういうところへの侵入は他の安全面での指導とあわせてしていくということでございますが、道の真ん中を歩く・端を歩くところまでは正直、なかなか指導ができないと思っています。以上です。

名切委員:
ごめんなさい、私の説明がちょっとおかしかったんですけど、小高いところではなくて、歩道の脇の花壇、石の仕切りのところを測って0.4だったという話です。それから旅館のサイトを開いたんですけど、今回子供たちが泊まる旅館ですね、栃木地場食材にこだわり尽くした一品をということで、ヒメマス、貴重な魚ですが、ここでは楽しめますよと旅館の食事の紹介がありました。日光市のヒメマスを見てみますと、例えば4/20は170bq/kgのセシウム、国の基準を上回っているのが分かります。最近ですとイワナ7/28、250bq/kg。先日申し上げましたけれど、チチタケ3万1000bq/kg、これは今のところ福島でも発見されていない最高の数値と言う食材があります。そのほかにも山菜・タケノコ等も高い数値ということで、流通されているはずがない、そういう情報を得た上で子供たちが旅館に泊まったときの食事はどの程度ご存知なのか、またどのような指導をされているのか、お伺いします。

学校教育課長:
宿泊先の旅館の食事については、下見の際に校長等が直接、自校が泊まる宿泊先の責任者をやり取りをしております。使う予定の食材についての安全に関わるデータもいただけるというような話、それから確かにご指摘のようにそういう看板が出ているというのもある校長から伺っておりますけど、修学旅行用の食事と一般宿泊者の食事を変えることは当然あるということと、求めれば関西方面からの食材を取って調理をするということまで約束ができている宿もあると伺っています。

議長:
他には?

沼田委員:
今の議論の中でね、線量計によって値が違うということが出てきました。私も実は昨年から聞いているのですけど、メーカーや機種によって若干の違いがあるように聞いていますけど、ここのね、1.2.3.4.5行目、「市民団体や市民(私も含む)が独自調査により日光市の土壌汚染を調べた結果では、その数値を大きく上回る結果が出ている」ここにもきっと、国がやっているのと、この方々がやられているのと違いということだと思っているんですけど。それともうひとつ、話が戻るかもしれないが、どういうコースを選ぶのか、コースによっては0.19μSv/時以下だから大丈夫と設定している、そのコースなんですけど、こういうところで今名切委員が言われたような心配は、このコースの中では考えられないんですか?それとも場所によってはあるかもしれないというくらいの調査はしているんですか?ちょっと聞かせて。

学校教育課長:
お話に出ています、例えば主な見学地としては華厳の滝・東照宮・湯滝ですとか、そこで子供たちが集まる、移動の場所についてはすべて測定をし、安全の確認ができています。あるいはもう少し大きい意味で申し上げますと、除染区域が地図が落としこんである地図がございまして、日光市の中でも旧足尾地区、あるいは鬼怒川方面は除染対象地域になっておりますが、子供たちが例えば東北自動車道のほうからアクセスし、日光宇都宮道路を通っておくの方に入る幹線道路につきましては、一部、除染対象地域を通ります。それ以外は全部対象地域外になっております。その、一部通る除染対象地域というのが、日光宇都宮道路で、概略ですが、バスでおよそ20分ぐらい通過するのですが、自動車専用道路ですから窓を閉めた状態で想定されますが、これも実は安全確認をするという目的で、専門家に話を伺っております。ひとつは独立行政法人放射線医学総合研究所というところにこのケースを問い合わせたところ、この数値であれば何の問題もないという回答をいただいております。また本市の放射性物質対策検討委員会の委員長であります松蔭大学の瀧口教授にも同様の質問をさせていただきましたが、ま、微量なので体への影響はないと考えて良いという回答をいただいております。以上でございます。

川口委員:
様々な数値とか、色々今内容も見させていただいていますが、大事なことは保護者の方の不安の面が当然一番大きいので、各学校でそういった声が実際に上がっているのか、その辺を確認させていただきたい。

学校教育課長:
今回のことで教育委員会といたしましても、これまで以上に細かく保護者に対して安全面の説明、そして不安を少しでも軽くするという取り組みをやっていただきたいという指導をしてまいりましたが、例えばきちんとしたアンケートを取る学校もあれば、学級懇談会や学年説明会等で説明をした後、保護者の方から意見をいただくという場面を多くの学校が持っています。その中では、ひとつふたつ、個人的に質問されている保護者もあると伺っていますが、管理職を中心に丁寧に説明をし、ご理解をいただくということを繰り返しやってきたと伺っています。

川口委員:
と言うことは、各学校で多少いろんな意見があって、その中で学校としても対応されて、相対的には修学旅行先を決める、別に日光じゃなくてもいいと思うんですが、場所は学校がきちんと調査をして適切な場所であればいいと思いますが、例えば今回戸室小学校が1校だけ変更しています。その理由は何ですか?

学校教育課長:
戸室小学校でございますが、お伺いしたところによりますと、東日本大震災以前より学校の中の教育課程上、修学旅行の持ち方について検討が始まっていたと伺っております。従いまして、どこの学校もやや時期とやりかたが違うのですが、まず修学旅行をどんな風に位置づけようか、その中で子供たちにどんな力を見につけさせようかという、そういう会議の討論がございます。やや様々なそのほかの判断材料を組み合わせたところ、戸室小については日光ではなく岐阜方面になったと伺っております。

川口議員:
今、厚木市の中の話をしましたけれど、神奈川県内の市町村で行き先を変更したとか、多いところは伊勢原?が多いと聞いていますけれど、伊勢原については放射能の関係で変更したんですかね?

学校教育課長:
伊勢原市の方に直接お問い合わせをさせていただきました。経過といたしましては放射線の話より前に余震の関係への不安が大きかったと伺っております。ある小学校の来年度修学旅行の引率をする教員が校長に相談する、それが複数校あったものですから、校長会として校長同士が相談をした、従って決定には十分慎重に対応しようと言う話がまとまったという結果と伺っております。

川口委員:
他の市町村については?

学校教育課長:
伊勢原市以外にも、県内16の市町村にお問い合わせをさせていただいておりました。伊勢原市の10校中7校の変更、この7校を含めまして県内776小学校のうち9校が今年度は日光から変更した場所への修学旅行を計画していると、全体で言わせていただくと伊勢原市を含めて約1.2%程度の学校でございます。

川口委員:
9校と言うことですから、そのうち7校が伊勢原で、それ以外は2校という、なおかつ変更した理由があくまでも放射能が理由なのか、様々な理由を元に変更したかわからないんですが、そもそも論をお聞きしますが、先ほど、伊勢原は校長会で決定したということなんですが、教育委員会として各学校に対して修学旅行先をココにしなさいとか、そういう強制的なことができるのか、できないのか。

学校教育課長:
実は法律上の根拠を申し上げますと、地方教育行政法、組織及び運営に関する法律と言うのがございます。その22条・33条に、簡単に申し上げますと、教育委員会として行う職務、それと学校にゆだねる部分と言うのが明記されていて、組織編成ですとか教育課程、教材の取扱いなどについては教育委員会のほうで管理運営規則を定めつつ、学校にその裁量を持たせるということになっているので、修学旅行も教育課程編成の1つということで教育委員会が学校に対して指示をする、と言う対象のものにはなってございません。

泉委員:
基本的な話になるんですが、そもそも日光市にここまでこだわり続けている理由って何なんですか?

学校教育課長:
ご存知のように、日光市は世界遺産、文化的な子供たちに見せるのにはいい建造物ですとか、芸術的な作品が集中している場所である、それから自然豊かで、例えば華厳の滝などはその1つになろうかと思うのですが、ぜひ小学校6年生と言う時代に子供たちに見せたいものが数多く、あまり大きな移動なく見られる地域であるということがひとつめだと思います。それから県内の小学校は多く日光へ行くケースが多いのですが、ここの土地から子供たちの健康面安全面を考えて、それほど大きな負担が無いだろうという判断、従いまして、経済的にも保護者の負担がかからない位置にあるという、そんな理由が主であるかなと思います。それから一部にこんな話も伺っていて、各家庭で例えば地元の方々が親御さんも日光に行っているケースがございますので、保護者家族のほうから日光が良いという話が自然と学校のほうの耳に入ってくるというケースもあると聞いております。

学校教育部長:
補足説明をさせてください。現実としてこれまで長きに渡って日光が修学旅行先に選ばれてきたことは事実であります。なぜかと言うのは今の説明の通りですが、今回こういうようなことがありまして、先ほども申し上げておりますけれど、日光ありきではないと、言うことで現実的には戸室小も変えましたし、こだわるという、今泉委員は仰いましたけれど、そういうニュアンスとは違うということです。

泉委員:
であれば、他の理由で日光市にいけないということが起きたときに、予備案というのはあったんでしょうか?

学校教育課長:
基本的に学校によって様々でして、きちんとしたところは捉えていませんが、学校によっては複数案を持って、いつも決めているということが前提になろうかと思います。これがいい例になるかどうか分かりませんが、例えば実際、中学校の修学旅行もイメージとしては関西方面というイメージが多くあるかと思いますが、市内の中学校でも、本年度、広島方面に修学旅行を実施している学校もございます。例えばその学校については、学校をあげてここ数年間は平和教育を推進する大きいテーマを持っている学校でございますので、修学旅行もそれを具現化する場面として、京都・奈良よりは広島がいいと判断している、そんなケースもございます。

泉委員:
私も小学生のときは日光で、中学生のときは京都へ、そのような地域に行って大変楽しかったし、行って良かったと思い出に残っているんですけども、行って楽しくない場所は日本の中にはないという考え方もあって、色んな地域、色んな特色、財産があって、どのように楽しませるか、先生方の表現の仕方もあったりすると思うのですが、各学校で予備案が用意されている・されていないというのは、教育委員会のほうではまったくわからない状態なんですか?

学校教育課長:
はい、そのことだけの問い合わせをしたことはございませんので、残念ながらデータを持っておりません。

松前委員:
学校の役割として先ほど来課長が仰っていますように、教育課程の中での学校教育活動と言うのがあって、教科・道徳・特別活動と言う、この3領域をしっかりやるという中の特別活動の中に修学旅行が含まれてくるわけで、学校の中では当然宿泊旅行を兼ねる行事委員会と言うのが持たれて、年間計画の中でどこへ行くかの計画は当然なされています。だけど昨年の大震災を受けて、この放射能問題が起きたことで、問題を大きく捉えながら、各小学校の校長たちは下見を念入りに行って、結果として保護者の方に返して、慎重に扱って今日に至って今のような話し合いの状況になっているわけですが、最終的に学校の役割として決めなくちゃならない問題なんで、やはり地域の方たち、学校の人たち、その人たちの意見を私たちは尊重したいと思っていますけど。

議長:他に。。。まだたくさんありますか?ちょっと多いようなので10分間の休憩を致します。

・・・休憩後、資料を配ってもいいですか?と名切委員。

名切委員:先ほど、伊勢原市が変更した理由が、放射線というよりも余震が心配だというご答弁をいただいたんですけれど、今年の2/21に伊勢原市の教育委員会から、私の問いに対するFaxをいただきました。それが今お配りさせていただいた資料なんですけれども、私の質問は「伊勢原市において、東日本大震災による福島第一原子力発電所・放射性物質漏洩事故の影響で、放射線の高い数値が観測されたことにより、修学旅行の行き先を変更した小学校について」に「ある」と答えたのが、7校変更したと、変更理由として、日光方面の余震、その後の原発事故による放射線被曝の心配について見通しが持てなかったため、より安全で安心できる方法を選択したというようなご回答をいただいております。で、課長が伊勢原の教育委員会からいただいた資料があったらいただきたいというのと、この違いは何なのかと思うのがあるのですが、ご見解をお伺いします。

学校教育課長:
申し訳ございません。先ほど私が空間放射線の影響ではなく余震というような発言はしていないと認識しております。もちろん、放射線量のこともあるんだけれども、その前に余震に対する不安が、と言う風にお伺いしております。

名切委員:
分かりました。その点は後ほど議事録で確認をさせていただきたいと思います。私の勘違いでしたらお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。それから、先ほど776校中9校が変更したということなんですが、この776の中にもともと日光に行かないという小学校はいくつあるのか、把握されていらっしゃいますか?

学校教育課長:
調べました778のうち68校がもともと日光を選んでおりません。

名切委員:
と言うことは、68校+9校、つまり県内では77校が日光に行かない、変更する必要がなかったのかもしれませんが、そういう数値だということで確認をさせていただきました。先ほどのアンケートの件なんですが、教育委員会定例会が8/28に行われまして、私も傍聴させていただきました。その中で教育委員会も連携を図っていく、各学校に連携を図るということで、委員から各学校に実施後のアンケートをとってほしいという意見があって、部長ですかね、保護者や地域のたくさんの人たちの意見を踏まえて行きたいという風な答えをされております。そして教育長からは事前アンケートをPTA本部役員にまとめてもらう、直接学校にすると疑念を持たれてしまうので、地域の人や学校評議員の意見を聴き、校長の責任の下で決定する、このように明言されています。先ほどのお話ではアンケートを取った学校、また学級懇談会等で説明をした学校等あると言われましたけれど、具体的にアンケートを取った学校は何校なのか、そして学級懇談会で説明をして了解を得た学校は何校なのか、また行き先を変更してくださいというような声のある学校は何校なのかお示しください。

学校教育課長:
ご指摘の件でございますが、今年度の修学旅行についてはもうその時期に各学校が行き先・見学コースをほぼ決定しておりました。従ってアンケートについて、更にきちんとした保護者・地域・学校評議員からの意見の吸い上げをやるのは、今後委員会としても指導してまいる、と言うことでございます。2つめのアンケート調査についてですが、学校に問い合わせたところ、紙を持ってのアンケートを事前にやったところについては2校でございます。他は前にも述べましたように、懇談会等での意見の吸い上げと伺っています。

名切委員:
もう少し詳しくお聞かせ願いたいのですが、もう行ってしまったのが5校ありますね、で、そのほかにこれから行くのが18校ありますね、そのうち行ったところでアンケートを取ったのはいくつなのか、学級懇談会で説明したのはいくつなのか、またこれから行くところでアンケートを取ったのが何校なのか、事前説明をしているところが何校なのかお伺いいたします。

学校教育課長:
春に実施した5校については、アンケート調査については、今回については実施していないと回答されております。10月に実施する学校については、2校がアンケートを実施、と言うことでございます。

名切委員:
保護者や地域の声を聞くという答弁は、実は私の2月議会でもそういうご答弁をいただいていたと思います。それに対して教育委員会のほうから、まず各学校に指導・助言がされたものと思われますけれど、まず、指導・助言自体をしたのかどうかお伺いいたします。

学校教育課長:
指導助言はきちんとしております。本年1月に校長会議を持った際に、様々な資料、例えばアンケートのモデル文案ですとか、そういうのも添えながら調査をやるという話をしています。

名切委員:
と言うことは、教育委員会の指導助言を聞いた学校が春は1校もなかった、そしてこの秋行われる18校中2校、つまり16校が指導に従わなかった、この重さというのをお伺いいたします。

学校教育課長:
教育委員会が行う指導というのは、ある意味きちんと守られなければならない内容を含んでいると認識しておりますが、例えばそれはひとつのモデルでございますので、他の方法を使って同様の意図がきちんと汲まれるということであれば、それ以上の指導を更に加えることはないと認識しております。

名切委員:
ある学校で、保護者が不安を校長に訴えた、複数人で訴えた、その場で校長先生はアンケートを取ると言うことを、複数人の保護者の前で約束をした、しかしこの秋行く学校ですけど、いまだに行われていないので、なぜ行われていなかったのかという問いに対しては、時期を逸したという答えをされている校長先生がいらっしゃいます。また、他の校長先生はアンケートを取ってしまうと、その声にこたえなければならないからというような保護者への説明をされている校長先生もいらっしゃいます。そういったことを教育委員会で把握されているのか、把握されているのであるのなら、それに対してどのような指導助言をされているのか、お伺いいたします。

学校教育課長:
ただいまの件については、詳細についてはつかんでおりません。ただ、学校としては例えば一人、数名の不安を訴える保護者が居た場合、管理職中心にきちんとした責任ある説明を行う、あるいは不安を少しでも解消するような動きをとる、と言うのは当然行われていると認識しております。保護者の意見を吸い上げながら、それも基礎の判断材料にしながら、最終的には校長が決定するというような形は止む終えないと思っておりますので、そういう場合に教育委員会に相談があったり、何か新しい情報を提供してくれという要望があった場合には、こちらとしては精一杯対応しているということでございます。

名切委員:
それでは、今、今度行われる修学旅行にアンケートを行うと言ったけれど行わない、そして「校長先生、責任を取ってくれるんですか?」と、放射線被曝は晩発性の症状が出るといわれているので、この先子供たちに何かあったら困ります、責任を取っていただけますか?と言うようなことに対して、「私は責任を取りません」と仰っている校長先生がいらっしゃいます。そういった先生にはどのような指導・助言を教育委員会としてすべきと考えているのか、お伺いいたします。

学校教育課長:
今のケースについては、ちょっと詳細をつかんでいませんが、そういう状況の日光に連れて行くと言うことで、校長自体には説明をきちんとして了解をいただくというところで教育委員会としても指導するべきだと考えます。確かに日光市には厚木市の基準より高い線量の地点がいくつかあることは重々承知しておりますし、学校も同様だと思いますが、そうした中でできるだけ安全に子供たちが見学コースを回れるようなデータを確認しつつ、実施ができるようにといったところを中心に指導しているところでございます。

名切委員:
指導助言の必要性についてお伺いしたんです。教育長ははっきりと校長先生の責任の下で決定すると明言されていますけれど、保護者に対して、こういう責任を取らないという先生がいらっしゃることに対して、どのような指導助言をするのかという、教育長の定例会でのご意見と合致しない点があるので伺っているのです。今後の課長の方からは承知していなかったとのことですが、承知した上では、どのような指導・助言をされているのか、できれば教育長にお答えいただきたい。

学校教育課長:
その、今回の状況で日光に1泊2日の修学旅行に連れて行くということで、いわゆる被曝の被害にあうどうのこうのというのが、どれだけ科学的な根拠を持っているのかという検証をしないと、校長に対して責任追及はできないと考えておりますので、それは慎重にやらなければならないと思います。

川口委員:
資料もいただきましたけれど、変更した、または変更しない、それぞれ学校によって違うと思いますが、先ほども伺いましたけど、決定を教育委員会が各学校に対して、修学旅行先を変更しなさいと言う形で命令ができるのか、もしくは命令をしたら、地方教育行政法に抵触をする可能性があるのか、もし校長がですね、うちの学校はココにします、決定した場所が日光だったとする、教育委員会は指導・助言はできると思いますが、強制的にした場合、校長が逆に教育委員会にそういう権限があるのかという話になった場合の対応できる可能性はあるんですか?

学校教育課長:
先ほど申し上げましたように、厚木市は小中学校における管理運営の規則を定めておりますので、この規則の中にのっとらない場合は、きちんとした指導・指示をすることになります。例えば当該の学校の児童生徒保護者がどう考えてもこれは行程に無理があるというようなものが出されてきた場合には、もう一度検討するように戻す場合が考えられます。

川口委員:
それはあくまでも指導助言という観点からしか言えないということですね。

学校教育課長:
基本的には学校の独自性・自主性を担保するというようなこともございますので、基本的に具体の場面としては命令をする前に管理職と相談と言うことが行われると認識しております。

泉委員:
今回、日光に生徒を行かせたとしても、放射線に対する危険性というのは、原発なんかも含めてですけど、風化させてはいけないという考えは持っているんですけれど、今回修学旅行に行かせたとして、生徒たちが、日光は平気だったと、これから中学校・高校に上がっていく中で、また日光へ行くかもしれないけれど、今後の指導について、危険性などの指導について、教育委員会としてはどうお考えなのでしょうか?

学校教育課長:
実はこの4月より放射線に関わる指導マニュアルを学校教育課・教育研究所と共に作って参りました。まもなく市内全小中学校の子供たち、それを指導する教員の手元に配布される予定ですが、それには放射線の特徴、放射線のこの世の中で使われている利便性と共に危険性、それから日常生活を送る場合に放射線とどう向き合うか、そういう恐れがあった場合はきちんと家に帰ったらうがい手洗いをしましょうとか、食品には表示があるから、その表示をきちんと見るということも判断の材料にしましょうという指導マニュアルですので、これは各学校で全児童生徒に指導していく機会を持っていただくことになります。従いまして繰り返しになりますが、今回は様々な専門家にもご意見をいただき、1泊2日の修学旅行については、この状況では大きな健康被害は考えなくて良いという回答もいただきつつ、今、委員からご指摘いただいた放射線に関わる正しい知識については指導していきたいと考えています。

泉委員:
震災から1年半経つわけですけれど、今まではそういった指導はされてこなかったということですか?

学校教育課長:
実はですね、たとえば小学校では理科の中で、放射性物質等に関わる指導をするのが教科書に載っていたり指導書に掲載されています。ただ、ご存知のように学校はですね、今回東日本大震災が起こったことで、すぐに学校の方でこれに基づいて指導をしようということにはやや不安が正直ございます。それは何かと言うと、どういう立場で、放射線について子供たちに情報を提供したり、考えさせたり、指導すればいいのかという、そういう不安があった、と言うことで、深く立ち入ったことについては今のところどの学校でもまだ指導していないという状況でないかと思っています。

泉委員:
教員の立場を、こう、関係なくした、学級活動の中で生徒同士の議論のし合いで答えを導かせない、だけど考えることが必要だという授業というのは、今までもあったと思うのですが、そういうものにしても議論をするのに不安があったということかもしれないけれど、生徒さんの方から修学旅行に日光に行きたくないという声も少なからずあったと思うんですけど、先生方と言うのは、そういう子に対してどのように向き合っているのか教えてもらえますか。

学校教育課長:
実際に子供たちが例えばある場面で日光方面への修学旅行に大きな不安を持っているというやり取りがあったかどうかまではつかんでいませんが、例えばそういうところでは、いわゆる何かで説得をするとか言うよりは、どうしてそういう気持ちを抱いたのかと言うスタンスで相談に乗るというのが、現場の教員だと思います。従ってその児童の不安を払拭するために、その場ではおそらく先生は色んなものを調べて早急には回答しないようにしたりして、2人で考える、あるいは場面によってはクラスで考えると言うようなケースもあるかもしれません。ただ、気をつけなければいけないのは、例えば学級活動であっても、そこには年間を通してやらなければならないテーマがありますので、いわゆる子供たちだけで全てやらせるというわけではなく、指導者は指導者として何かきちんとしたスタンスを持って、そこにあわせなければならないという、さっきも申し上げましたように、自分自身が指導する立場で、指導内容をより詳しく研究しなければならないと言うのが実情ですので、なかなか簡単には踏み込めなかったところもあると思っています。

名切委員:
文部科学省、通達があります。小学校・中学校・高等学校等の遠足・修学旅行について、これは各都道府県教育委員会あてにあるんですけれど、原則として全ての児童生徒が参加できるよう計画すること。なお、参加できない児童生徒がある場合には、その指導についても遺憾のないように配慮すること、行かない生徒に対しては先日の一般質問に対して部長の方から、子供たちが修学旅行に行っている間、その子は学校へ行って出席扱いにするということになったんですが、その配慮が遺憾のないものなのかと言うのは、この通達に沿っているのか、まずご見解をお伺いいたします。

学校教育課長:
ええ、今のケースでございますが、学校としては不安を抱え修学旅行に不安を抱え見合わせるという話をる家庭から聞いた場合は、きちんと最後まで参加の方向で話を進めることになると思います。最終的にどうしても参加できないという意志を保護者が示した場合は、今、お話の中にありましたように、学校に赴いて、何かしらきちんとした学習の補償をするということになっていくと認識しています。

名切委員:
参加の方向で指導していくというのが、この陳情者の中にある「日光ありき」と言う表現とどうしても結びついてしまう印象を持ってしまいます。今、どうして不安を持ったか、と言うことに向き合って、そして場合によっては、クラスで、その子が不安を持ったことに対して話し合う、これは適切な対応なのか、適切な指導なのか、なぜ不安を持ったかと言うのを議題にすることにしたのか、お伺いいたします。

学校教育課長:
さきほどの説明、言葉足らずで申し訳ございません。ある児童の不安については、担任とのやりとりで相談の形にする、ただ、学級で扱うと言うのは、その子がそういう不安を持ったからではなく、放射線の問題と言うテーマで学級の活動で扱うと、そういう想定でお話させていただいたところであります。

名切委員:
放射線の被曝については、科学的にはっきりしないと言うような先ほどのご答弁がありました。それで、科学的にはっきりしていないと言うことは、安全も科学的にはっきりしていない、安全だか安全でないのか、科学的にはっきりしない、だから今住んでいる厚木市よりも放射線量の高いところへ連れて行かないでくださいという保護者に対しての配慮、議会でも教育委員会定例会でも、保護者の声を十分配慮した上で、とあるんですが、保護者が不安だからうちの子は行かせられないと校長先生に言っているにも関わらず、日光修学旅行を実施すると言うことに対して整合性がとれていない、配慮すると明言していながら配慮していないのではないかと思いますけれど、まずそれをお伺いいたします。

学校教育課長:
確かに、ご指摘のように安全性の問題については難しい課題を残しているところですが、学校・教育委員会といたしましては何かひとつの基準を持って安全かどうかという判断をせざるを得ない、そこは国が出している、あるいは本市の空間線量の基準に照らして、と言うようなことで様々話を進めていくしかないと思っています。

名切委員:
国が示しているのは、この土地は除染をしなさいよ、除染が必要ですよ、除染をしなければ危険ですよ、と言うのが国の示していることです。危険でなければ除染は国からの税金で、国の決まりですることはない。厚木市には除染の規定が国からされているのか、底をお伺いいたします。

学校教育課長:
厚木市は国の除染対象地域にはなっておりません。

名切委員:
国の除染対象地域というのは、危険性とリンクするのかしないのか、国の判断として。除染をしなければならないよと言うことで、日光市も除染計画を立てて除染していますよね。この夏休みもしていました、私も見に行きましたけど、小学校は山積みで除染しているトラクターが入っているのも見ました。学校の中を測ることができないので公道を測りましたけれど、0.3を軽く超えていた、そういう状況で、これは除染が必要なのだと良くわかりました。で、除染をしないまま、そのまま健康被害が出たら困る、と言うことで今除染をしている。で、その除染をする前のところに3回、去年の春・秋、今年の春と3回行ってしまった、そして先ほど陳情者の話の中で、先ほど行ってしまった親が泣いている、8割が行かせてしまったことを後悔して泣いている、2割はもう自分の子どもがそんなところに行ってしまったことをいまさら知っても仕方がない、私の耳に入れないでと怒り出す、何でもなければ怒ることはないんです。でもそういう状況になっている。そしてこの秋行われている修学旅行に子どもたちに行ってらっしゃいと言えない親が、うちの子は行かせられませんよ、その不安に対して、どうして不安を持ったのかと議論をする以前の問題だと思います。福島とチェルノブイリの比較と言うことで、こういうのも出ていますね、これは初期です。初期のセシウムの効果量でございますので、その後もセシウムは出ています。当初福島第一原発事故のセシウムの放出量というのは広島原爆の168倍と言われていました。ただ、1年半経って、4028倍と修正されています。それは英語で海外向けに東電が発表した数値です。それはチェルノブイリの4倍と言うことも分かっています。そのチェルノブイリのゴメリ市と同じ線量が日光市です。ゴメリ市が26年経って今どのような状況なのかというようなことに思いをはせたときには、やっぱり行かせられないという理由が、やはり行かせられないという立派な理由になると思いますし、保護者の声として十分に汲み取る声ではないかと思います。全員の子どもたちが行けるような計画を立てなければならないと通達もあります。そういった中で、この後で変更を陳情者が陳情をするのは当然のことなんです。なぜなら、校長先生に頼んでも変更してくれない、それどころかアンケートもとってくれない、責任も取りませんと言われている、そして、どうか議会で私たちの思いを汲み取ってくださいという思いで、こういう請願が出されている。この文章の中では、もしかしたら納得行かない文章もあるかもしれないところもあるかもしれないけれど、これは普通のお母さんが書いた気持ちなんです、その思いなんです。こういった陳情を出されていることについて、教育委員会はどのように思われますでしょうか。

学校教育課長:
確かに、ひとつの大きな意見として受け止めなければいけないと考えておりますが、修学旅行の行き先を決定するために教育委員会はできるだけ詳細、かつ最新のデータを校長に提供し、校長が判断を誤らないようなサポートもしていくというスタンスは変えていくことはできませんので、ひとつの判断材料と言うことで受け止めさせていただきたいと思います。

名切委員:
教育委員会にお伺いいたします。今後、10月の一番早いところですと11日ですね、出発と言う小学校上荻野がありますけれど、今から変更は物理的に可能だという認識は持っていらっしゃるか。

学校教育課長:
小学校それぞれが選定した業者にもよると思いますが、ちょっとそこのところは状態をつかんでおりません。

名切委員:
確かに旅行会社の方針はあるかと思います。9/10のニュース、ある高校が9月末に海外に修学旅行に行く予定だった、けれども9/6の時点で国内に変更した、と言うのがあります。理由はもちろん今回とは違います。今年の4/12のニュース、4/14から3泊4日で沖縄に修学旅行に行く予定だった高校が、北海道へ変更しています。これは3月の下旬です。この理由は弾道ミサイルの予告でしたが、20日程度で物理的に変えられたというのもあります。埼玉川口の小学校も、日光から箱根にこの夏に変えているということもあります。物理的に可能であるというニュースも流れておりますので、こういったことも各学校に情報として提供する必要があるかと思いますが、いかがですか。

学校教育課長:

ことの重大さにひとつはかりを持つべきかと思いますが、これは誰が見ても重大な事故がその方面に起こっている、あるいは前にもありましたが、インフルエンザが季節外れに流行したことが関西であったときに、やりくりが大変だったと思われます。そのときに、日程変更が出来たのは1校だけ、コース変更したのがいくつかあったと思いますが、各学校によって違うと思いますが、判断基準はこちらでお示しすることができますが、学校によってどのくらい予定の実施日に迫ったところで変更できるか、そのことはそれぞれ状況がやや違いますので、難しいかと思っております。

名切委員:
今、ことの重大さと言うお話がありましたが、げんにこの秋に日光に行く行かないという児童が居ます。校長先生にも伝えています。その子がもし他の子たちが帰ってきたときに、きっと修学旅行の話で持ちきりになると思います。子どもの卒業文集を読みますと、ほとんどの子が修学旅行について書いていました。また作文だけでなく絵を描いたり、その前後には行った後の感想を言ったり、そういった授業に子どもも入るんです。その行かない理由が風邪その他の理由ならばいじめに繋がることはないとは言いませんが、可能性としては、みんなが行くところは危険だという判断の元に参加しなかったということがいじめや疎外感に繋がる可能性が高いということは容易に予測できます。こういったことは大きな大きなことの重大さになると思いますけれど、この秋、行かなかった一人の子どもの、放射線が心配で行かないと言った子どもたちの重大さと言うものを重く受け止めていただきたいと思いますけれど、このいろんな例もありました。弾道ミサイルだけではないのですが、海外から国内にというのは、私はここで発言をすることは控えさせていただきますが、そういった弾道ミサイルとか、そういうことではないです、ことの重大さと言うのは親や大人が考えているよりも、子どもにとって、子どもの思いにとって、気持ちにとってどれだけ重大かというようなことも十分に配慮しなければならないと思いますが、教育委員会の見解をお願い致します。

学校教育課長:
そうした理由でなかなか参加できないという児童が出た場合、その子が本当に行けなかった場合は、帰ってきてからのこと、委員が指摘されたようにいじめに繋がる心配がある等々については、学校の先生が一番良くわかっている、と言う風に思っております。従ってそこで指導がきちんと行われないということは、教育委員会としては考えておりません。

名切委員:
指導ではなくて、きっかけ作りということなんですね。未然にそれを無くす、もっと言うならば、その種を作るようなことをしない、だから通達で全員が参加できるように計画することと国から示されている、でも、参加しない子どもがいる、参加しない後にどう指導するかではなくて、そういう状況になることを予測して、参加できるようにするのが教育現場だと思いますし、教育者だと思います。何度も何度も校長先生に、今の状況では行かせられません、例えば食事でも、関西方面に変えますよといわれましたけれど、実際にきちんと厚木市の給食のように測っているのかということの確認も私はできていません。そういった中で、きっかけを作らないというところに重きを置くのが大人であり、教育者であり、教育現場であり、学校であると思いますけれど、そういった面についてはいかがでしょうか。その後の指導については聞いていません。

学校教育課長:
少し前の答弁で申し上げましたように、もし参加について不安がある子を目の前にしたら、きちんとそれはどうしてそういう気持ちになったのか等の相談を続けながら、学校としては参加する方向で話を進めることになります。たとえそれが一人でも2人でも、参加することがいいという思いは、その学校の児童も教員も同じであると思っております。以上です。

名切委員:
そういった答弁を伺うと、ますますこの陳情者の「ここよりも高いところに連れていかないでください、変更を求めます」と、そして全員が参加できる修学旅行、参加できないというような、保護者の意見もきちんと聞くと言っているにも関わらず、アンケートもとっておらず、保護者の声も聞かず決行するということが、この教育委員会の定例会での定例会での教育長の発言と反するし、私にいただいた答弁とも反すると思います。誰一人涙も流さずに心の傷も負わずに疎外感も持たずに修学旅行を実施することは、厚木市ではそんなに困難なのでしょうかと言うようなことを申し上げました。以上のことで、私はこの請願に賛成したいと思います。

沼田委員:
ええ、先ほど来、教育委員会側と我々委員会のやりとりの中で、私もいくつかありますので述べさせていただきますと、まず1点、先ほど請願者にもお尋ねしたんですけど、どうも私もこの読んだ中で日光市全体を捉えているようなのでお聞きしたんですが、その通りでしたね。修学旅行先のコースが分からないから日光市全体をとりあげさせてもらったということがあります。しかし、教育委員会の話では、コースはそういうことでなくて、確かに行けない部分もあるけれど、コース内は本市の基準値以下を選んだ中で実施していると言うことがありました。それから、今色々と聞いていますと、各学校の裁量でやっているとのことだが、その中で保護者の声・評議委員さん、教職員、それぞれ各校で声を聞きながら学校長も判断しているということがありましたね。それと大事なことかと思いますが、法律のね、電離放射線障害防止法の規定、これは適応されませんと断言をしておられました。それらを含めて私はこの陳情に対してはちょっと賛成いたしかねるところでございます、以上です。

川口委員:
様々な議論をさせていただきながら、修学旅行先を変更することを検討されてもいいと思いますが、先ほどから申し上げておりますが、判断は学校がしていく、その過程にあって、今回の請願の内容または議論の中で教育委員会としては、更なる学校の方に情報提供ですとか指導助言をしていただいて、命令はできないので、配慮をしていましたが、名切委員からもありましたが、スケジュールが変更できるなど、様々なところで指導助言、または情報提供をしていただきながらやっていただくことしかできない、最終的には学校長が判断することになりますので、この請願の項目は変更を求めます、各学校に命令してくださいとも取れますので、議会として採択できるのかと考えると、私も現段階では賛成いたしかねるということで意見を申し上げます。

松前委員:
私も、さきほど申し上げましたように、最終的には学校で決めていただきたいんですけど、教育委員会は教育委員会での役割ということで、先ほどからずっと課長が話しもしてあります。私たちは政治の立場から、どこまで教育に入れるのか、教育全般を見ていた場合にいは国との関係も法令上の関係も捉えながら入れるのかもしれませんが、ひとつ一つの部分に対して教育活動の分野に対して政治が介入し始めますと、最終的には危険な状態になるのでは、と言うところで、最終決定は学校で決めていただきたい、私もこれに対しては不としたいと思っております。

泉委員:
先ほど川口委員の方からありましたけれど、変更を求めるだけと言う中で、単純な話にしてしまいますが、子供たちみんなが笑顔でいられる方法を選んでいただきたいという気持ちで、私は賛成の立場をとらせていただきます。

委員長:
議会としてのこの請願に対する判断は、川口委員ご指摘の地方教育行政法、あるいは教育課長の話のように管理規則を踏まえて、なかなか限界があると思います。私が思ったのは、学区の変更などはPTAや保護者から強い希望の声が届いたりしているけれど、この修学旅行の関係は、そこまでPTAの関係、子どもの意見を含めて、そこまでの強い話がこちらまで届いていないような気がするんですけれど。

名切委員:
私も同じように、教育委員会に政治が介入するという危険性は避けなければならないと思っています。しかしその介入の内容が危険かどうか、つまり、子どもが苦しんでいるのをココに見て、それに介入することが危険な行為なのか、介入しないことが危険ではない行為なのかと言うようなことを判断するのが私たち議員の役目だと思うし、こういう請願を受け止める受け皿になっていることと思います。最後に課長に要望をさせていただきたいのですが、この秋行く学校でアンケートを2校しかとっていない、多分、そのうちの1校は戸室小だと思うんですが、残りの16校に対して、必ずアンケートをとるように教育委員からも言われてましたね、保護者の声を聞いてということがありましたので、必ずアンケートをとって欲しい、そして、それを尊重して欲しい。そして行かないと決めた子どもに対して、どうしてそんなに不安なのかとみんなの前でさらすことはもちろんしてはいけないけれども、1対1で閉じ込めて責めることはしないで欲しい、行かないという判断をさせた親と話して欲しいし、それ以前に怖いという人に対して、数値を見て怖いという人と、数値を見ないで大丈夫だという人が居て、数値を見て怖いという人に説得をするというのも教育現場としていかがなものかと思いますけれど、とにかく子どもが傷つくようなこと、みんなの前で晒すようなこと、責めるようなこと、しないように、それだけは指導助言をすること、それは要望させていただきます。アンケート・子どもへの配慮・そして全員がいける修学旅行の実施、この3つを要望させていただきたいと思います。

名切委員:
この要望に対しての教育委員会のご答弁を求めます。

学校教育課長:
お話にあったように、今までも様々な形で保護者からの意見は吸い上げているところでございますけれど、さらに丁寧に細かく吸い上げることは、例えばアンケートを事前実施する形で各学校がやっていくように指導することはお約束いたします。ただ、付け加えさせていただくと、これはあくまでも校長が判断するための材料と言うことでございますので、それについてはご了解いただきたい、それから修学旅行の実施でない場合も、実は学校は本当に全員が参加することを最も強く望んでおります。ただ、事情によって、なかなかそうでもない場面がございますので、個別に学校がきちんと指導するということにまた力を注ぐようにと言うことで指導してまいります。以上でございます。

議長:
採決いたします。本件を採択することを賛成の委員の起立を求めます。起立少数、よって本件は不採択することに決定いたしました。 
プロフィール

Author:ayukuma
変人です。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。