関西電力と原子力規制委が意見交換
1月13日 22時45分
原子力発電所の再稼働を目指す関西電力と原子力規制委員会の意見交換が行われ、規制委員会側は、八木誠社長に対し、電力会社の取り組みを国民に分かりやすく公開することや公開の場で率直に議論をし合える関係づくりを求めました。
原子力規制委員会は、去年から電力各社の社長と安全性向上の取り組みについて意見交換を行っていて、3回目の13日は、福井県にある高浜原発などの再稼働を目指す関西電力の八木社長らと意見を交わしました。
八木社長は、福島第一原発などの事故を踏まえて取り入れた新たな設備や訓練を通じて、安全対策を強化していると説明しました。
これに対して、規制委員会の田中俊一委員長は、八木社長が電力各社で作る電気事業連合会の会長も務めていることから、「原発事故を起こしたことは電力業界共通の思いを持って受け止めなければならない。電力会社の安全対策や姿勢が国民に見えていないのではないか」と指摘し、電力会社の取り組みを国民に分かりやすく公開するよう求めました。
そのうえで、「新たな規制基準の審査で戸惑いがあるのは当然だが、そうした戸惑いや疑問は公開の場でぶつけてほしい」と述べ、公開の場で率直に議論し合える関係づくりを求めました。
意見交換のあと、八木社長は「いろいろな形で説明しているつもりだが、広く社会に、取り組みをどう示すか早急に考えたい」と述べるとともに、規制委員会への疑問などは公開の場で議論したいという要望についても、「意見を申し上げる場があるとのことなので、今後、検討したい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150113/k10014650961000.html*************
だからね、原発やりたい人と再稼働にGOを出す人たちが意見を交換してもダメなんだってば。
こんな機会をわざわざ設けてマスコミに公開すると言うことは、「国民を洗脳したい」ってこと以外の何物でもないわけで、くそつまらない芝居よりずっと酷いものだ。
「原発やりたい人たち」VS「原発止めたい人たち」で意見交換会をやって、広く世間に公開して、聴いている人たちに考えてもらうことが最も大事なことだ。
でもそれをやっちゃうと大勢さんが「やっぱり原発ダメじゃね?」って思うからやらないのだよね。
できないのだよね。