邦人の安全守るのは政府の責任、自衛隊の邦人救出に意欲=安倍首相
ロイター 2月2日(月)10時8分配信
[東京 2日 ロイター]安倍晋三首相は2日の参議院予算委員会で、過激派組織「イスラム国」とみられるグループに日本人2人が殺害された事件について、「国民の命、安全を守るのは政府の責任。その最高責任者は私」と述べた。
その上で、自衛隊による在外邦人の救出を可能にする議論を進めていく考えを改めて示した。
那谷屋正義氏(民主党・新緑風会)の質問に答えた。
<日本人殺害、痛恨の極み>
安倍首相は、人質解放に向け、ヨルダンをはじめとした関係各国と緊密に連携したことを強調。「詳細はつまびらかにできない」とする一方、「最大限の協力をもらう確約を得た」と語った。その上で、「結果として2人の日本人の命が奪われたのは無念だ、痛恨の極み」と語った。
1月下旬に事件が発生して以降、自衛隊による在外邦人の救出に意欲を示してた安倍首相は、この日も同様の意向を表明。「邦人が危険な状況に陥ったときに、受け入れ国の了承の(ある)なかで、救出も可能にする議論をこれから行いたい」と語った。
有志国連合がイスラム国に実施している空爆作戦に、日本が参加する可能性については改めて否定。空爆の後方支援を行うこともないとした。
一方、岸田文雄外相は、首相が中東歴訪中に表明した2億ドルの支援について「中東地域の平和と安定に向けた取り組み、中東諸国から高く評価されている」と語った。
<集団的自衛権、地理的制約受けず>
このほか安倍首相は、今国会で関連法案を提出する予定の集団的自衛権の行使について、「地理的にどこだからそれが当てはまらない、近くなら当てはまる、ということではない」と語り、地理的な制約は受けないとの認識を示した。
また、外交・安全保障政策の柱としている「積極的平和主義」につじて、平和を維持するために武力を行使するという文脈では考えていない、と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000024-reut-asia***************
今回、2人が救出されても殺されても、どちらにしてもいいように利用するだろうと思っていました。
前々から書いていますが、しつこいのでまた書きます。
戦争の支援に「前方」も「後方」もないのです。戦争に加担することには変わらない。
戦争ができる国へと、結果が何であれ結びつけるこの人の暴走を止めるのは国民1人1人なのだ。子を持つ人たちは、もし「そんなの俺には関係ない」と思っているのであれば、それは虐待の入り口に差しかかっているのだろう。
だって阿良々木・母が「親が子供の未来に関心がないというのはね、もうそれだけで虐待みたいなものなんだよ。」って羽川に言っていたよ。(ん?)